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マーケティングリサーチ第4弾|若年層(Z世代とミレニアル世代)のマルチタスク化~若年層のSNSながら利用~

MARKETING 2020.11.05

SORENAでは、このたび全国の15歳~24歳の男女800人に対して「若年層に関する調査」を行いました。

第1弾から第3弾では、最新の若年層のSNS利用状況についての結果を紹介しました。

マーケティングリサーチ第1弾|若年層(Z世代とミレニアル世代)のSNS利用率
マーケティングリサーチ第2弾|若年層(Z世代とミレニアル世代)のSNS利用頻度と利用時間
マーケティングリサーチ第3弾|若年層(Z世代とミレニアル世代)のSNS利用目的



第4弾となる今回は、若年層のSNSの「ながら利用」について調査しました。

限られた時間の中で複数の作業を同時に行う、マルチタスク化が若年層で進む中で、
SNSを利用する際にはどのようなことを同時に行っているのかを明らかにすることを目的に行いました。


本調査では、若年層が何をしながらSNSを利用することが多いかを調べるため、シチュエーションや時間帯を考慮して、以下の項目について「いつも利用してる、ときどき利用している、あまり利用していない(たまに利用している)、利用しない」の4つの選択肢の中から回答を選んでもらいました。

・食事しながら
・移動しながら
・仕事/アルバイトしながら
・勉強しながら
・(対面で)会話しながら
・他のSNSを触りながら
・読書しながら
・TV/動画を見ながら
・音楽/ラジオを聞きながら

これらの結果について、若年層全体の平均、高校生平均、大学生平均、社会人平均の4つの軸で見ていきます。

※4つの選択肢のうち、定期的もしくは継続的と判断できる「いつも利用している」「ときどき利用している」を合わせて、「利用している」として順位付けを行いました。


結果としてどの職業においても、“TV/動画を見ながら”あるいは“移動しながら”利用しているという人の割合が他に比べて多くなっていました。

以下に詳細な調査結果を説明していきます。

・TV/動画を見ながらSNSを利用するという人が最も多い

全体平均

若年層平均では、最も多く回答があったのは“TV/動画を見ながら”SNSを利用するで、次いで僅差で“移動しながら”SNSを利用する人と答えた人が多くなっており、これらについては全体の60%以上の人が当てはまるという結果になりました。

・高校生/大学生/社会人を比較すると、大学生のSNSのながら利用が多くなっている

高校生平均

高校生平均では、最も多く回答があったのは“移動しながら”SNSを利用するで、次いで僅差で“TV/動画を見ながら”SNSを利用する人と答えた人が多くなっており、これらについては全体の60%以上の人が当てはまるという結果になりました。


大学生平均

大学生平均を見ると、全体平均と比べて総じてSNSのながら利用が多くなっていました。 ながら利用が多くなっている項目については、“TV/動画を見ながら”“移動しながら”SNSを利用するという人が70%近くいるという結果になりました。


社会人平均

社会人平均を見ると、全体平均と比べて総じてSNSのながら利用が少なくなっていました。 項目ごとの回答では、“TV/動画を見ながら”SNSを利用すると回答した人が60%と最も多く、次いで“移動しながら”と回答した人が55%いました。

まとめ

各項目について、それぞれ順番に並べると上記のような結果になりました。

全体を通して、家でTV/動画を見てくつろいでいる時や、移動の際の空き時間にSNSの利用がされていることがわかりました。
一方、仕事やアルバイトなどの最中にSNSを利用する人は少ないという結果になりました。

Z世代とミレニアム世代の違いを知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
「Z世代」とは?マーケター必見!いまさら聞けないZ世代とミレニアム世代の違いや特徴を徹底解説!


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調査名:2020年夏季実施 若年層に関する定量調査
調査方法:オンライン調査(ネットリサーチ)
調査期間:2020年夏季
調査対象:15歳~24歳の男女800人
※職業別に、高校生・大学生・社会人(公務員・自営業を含む)・その他/フリーター(主夫/主婦・パート/アルバイト・無職を含む)と分類し、それぞれ男女100人ずつに調査を実施しました。

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