マーケティングリサーチ第1弾|若年層(Z世代とミレニアル世代)のSNS利用率
本調査は、Z世代・ミレニアルズ世代に分類される若年層の興味関心や行動を理解し、今後のマーケティングコミュニケーションに活用するために行いました。
若年層の動向を知る上で、SNSは必要不可欠になっていると思います。
様々な種類のSNSが台頭している中、若年層はどのSNSをどれくらい利用しているのかを調査しました。
YouTube・LINE・Twitter・Instagram・TikTok・Facebook・その他SNSのうち、若年層の利用率が高いSNSはYouTube・LINE・Twitterの3つであることがわかりました。
各SNSの利用率は性別や職業によってどのような違いがあるのかも明らかにしていきます。
若年層の利用率が最も高いSNSは?
YouTube・LINE・Twitter・Instagram・TikTok・Facebook・その他SNSのうち、若年層の利用率が一番高いのはYouTubeで92%が利用していることがわかりました。
次点でLINEが89.4%、Twitter79%、Instagram63%、TikTok26.6%、Facebook22.6%、その他SNSは14.0%が利用しているという結果になりました。
TikTokとFacebookが3割未満の利用率になっており、若年層の利用率が低い結果になりました。
YouTube
高校生~社会人のどの年代でみても9割以上がYouTubeを利用しており、SNSの中で一番利用されていることがわかりました。
主に連絡手段として使われるLINEよりもYouTubeの利用率の方が高くなっていることから、YouTubeでの動画視聴が若年層にとって習慣化しているようです。
TikTok
TikTokの利用率は、高校生は33.5%が利用しており、全体の26.6%と比較して高いことがわかりました。より若い年代に利用され支持されているSNSであることが明らかになりました。
Twitterはどの年代でも8割近くに利用されていますが、特に大学生は85.5%が利用しておりTwitterを一番利用しているのは大学生であるという結果になりました。
高校生の利用率は12.5%にとどまり、他SNSと比べ最も低い結果となりました。
しかし社会人になると利用率は35.5%まで上がっており、ビジネスシーンが活用する人が多いと想定できます。
Instagramの利用率は年代間での差はみられませんでしたが、男女間で大きな差があると明らかになりました。
男性の利用率が50.8%に対し、女性の利用率は75.3%となっており約25%の差がありました。
他のSNSと比較しても、Instagramは男女での利用率に最も差のあるSNSであることがわかります。
その他利用率の高いアプリとは
YouTube・LINE・Twitter・Instagram・TikTok・Facebook以外で利用しているアプリはあるかという設問には、写真加工アプリ・位置情報アプリ・漫画アプリ・ゲームアプリの回答が多くみられました。
写真加工アプリでは「SNOW」「Ulike」、位置情報アプリでは「Google マップ」「Zenly」という回答が多く、これらのアプリが若年層に利用されていることがわかりました。
まとめ
性別、職業別でも利用率TOP3は全体と同様YouTube、LINE、Twitterであることがわかりました。
YouTubeはどの項目でみても利用率が90%を超えており、若年層にとって欠かせないSNSであるといえます。
Z世代とミレニアム世代の違いを知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
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調査名:2020年夏季実施 若年層に関する定量調査
調査方法:オンライン調査(ネットリサーチ)
調査期間:2020年夏季
調査対象:15歳~24歳の男女800人
※職業別に、高校生・大学生・社会人(公務員・自営業を含む)・その他/フリーター(主夫/主婦・パート/アルバイト・無職を含む)と分類し、それぞれ男女100人ずつに調査を実施しました。
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