HOME MARKETING マーケティングリサーチ第3弾|若年層(Z世代とミレニアル世代)のSNS利用目的

マーケティングリサーチ第3弾|若年層(Z世代とミレニアル世代)のSNS利用目的

MARKETING 2020.11.04

第1弾のSNS利用率では、若年層はYouTube・LINE・Twitterの利用率が特に高いことがわかりました。

マーケティングリサーチ第1弾|若年層(Z世代とミレニアル世代)のSNS利用率

第2弾では、若年層の1日のSNS利用頻度はLINEとTwitterが高く、利用時間はYouTubeが最も長いことが明らかになりました。

マーケティングリサーチ第2弾|若年層(Z世代とミレニアル世代)のSNS利用頻度と利用時間

利用率と利用頻度・時間が明らかになりましたが、では若年層はそれぞれのSNSをどのような目的で利用しているのでしょうか。
若年層のSNSの使い方と動向を知るため、第3弾となる今回はYouTube・Twitter・Facebook・Instagram・TikTok・LINE・その他SNSそれぞれについて、SNSの利用目的は「暇つぶし、情報収集、友だちとの連絡、自らの情報発信、その他」の中のどれに当てはまるのかを調査しました。(複数回答可)

利用率が高く利用時間も長いYouTubeは主に「暇つぶし」という回答が目立ち、Twitterは「暇つぶし」と「情報収集」という回答が多くみられました。
Instagramは「友だちとの連絡」でも利用されており、各SNSごとに特徴があることがわかりました。

若年層は何を目的として、各SNSを利用しているのか明らかにしていきます。

YouTube

大多数が暇つぶしで利用していると回答し、特に高校生・大学生では9割以上が暇つぶしで利用していることがわかりました。
情報収集として利用しているという回答も多くみられましたが、自らの情報発信はいずれの世代も10%未満となっており「見るためのSNS」として利用される傾向にあることがわかります。

Twitter

暇つぶしと情報収集としての利用がほぼ同じくらいの割合となりました。
また、自らの情報発信としても高校生・大学生では3割近く利用しており、見るだけでなく発信の場としても利用されていることがわかりました。

Facebook

主に暇つぶしと情報収集を目的として利用されています。

Instagram

暇つぶしが最も多く、次いで情報収集、自らの情報発信という結果になりました。
LINE以外のSNSと比較すると友達との連絡で利用している率も高く、高校生では3割以上が連絡手段にしていることがわかりました。
Instagramは様々な目的で利用されていることがわかります。

TikTok

最もTikTokの利用率が高い高校生の利用目的は暇つぶしが3割であり、少数ですが情報収集という回答もみられました。
友達との連絡や情報発信で利用している人はほぼみられませんでした。

LINE

大多数が友だちとの連絡で利用していると回答しました。
大学生は暇つぶしの回答も3割を超えたのに対し、社会人は情報収集の回答が3割近くなっており、世代ごとの目的の違いも明らかになりました。

まとめ

若年層は、YouTubeとInstagram・TikTokは主に「暇つぶし」を目的として利用していることがわかりました。
一方でTwitterは主に「情報収集」、LINEは「友だちとの連絡」という回答が最も多く、若年層の情報収集ツールや連絡手段がここ数年で変化してきていると考えられます。

Z世代とミレニアム世代の違いを知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

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調査名:2020年夏季実施 若年層に関する定量調査
調査方法:オンライン調査(ネットリサーチ)
調査期間:2020年夏季
調査対象:15歳~24歳の男女800人
※職業別に、高校生・大学生・社会人(公務員・自営業を含む)・その他/フリーター(主夫/主婦・パート/アルバイト・無職を含む)と分類し、それぞれ男女100人ずつに調査を実施しました。

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