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複数アカウント持つのが当たり前!?高校生のSNS事情!

TREND 2020.11.26

SORENAで実施した2020年夏季のマーケティングリサーチでは、15-24歳男女はTwitterの利用率は79.0%、Instagramは63.0%が利用している結果となりました(SORENA 若年層のSNS利用率調査より)。

また高校生がTwitterを利用する目的で最も多かったのは、情報収集の62.5%、次いで暇つぶし42.0%でした。Instagramは、暇つぶしが50.5%と最も多く、次いで情報収集が40.5%でした(SORENA 若年層のSNS利用目的調査より)。

LINEリサーチが実施した調査では、高校生なリアルなSNSの使い方が明らかになりました。
本調査の結果を基に高校生のSNS事情を解説していきます!

高校生はアカウントの「使い分け」があたりまえ!?

まずはTwitterアカウントについて触れていきます。

本調査によると、高校生全体の83%がTwitterアカウントを保有しており、男女の割合に差はありませんでした。2個以上の複数アカウントを持つ人は、全体の5割を超えていました。

男子高校生に比べて、女子高校生の方がアカウントを複数もっている割合が高く、女子高校生の約6割が2個以上のSNSをもっていました。
また男女共に学年が上がるにつれて、複数アカウント持つ人が多くなる傾向にありました。


引用元:https://livedoor.blogimg.jp/linerp/imgs/1/5/15860493.png


なぜ高校生は、複数のアカウントを持つのでしょうか。

男女共に多かったのが、「趣味によって分けたいから」でした。趣味に応じて、投稿する内容やフォローするアカウントを変えているようです。特に女子高校生は、75.4%となっており、男性よりも趣味によってわけている人が多いことがうかがえます。

その他にも「見るだけの専用のアカウントが必要だから」という理由も多く、女子高校生は2番目、男子高校生も3番目に多い結果となりました。

趣味用、閲覧用、情報収集用と用途によって使い分けたいため、女子高校生と男子高校生はアカウントを複数持ち、使い分けているようです。


引用元:https://livedoor.blogimg.jp/linerp/imgs/1/d/1d925bee-s.png

Instagramも複数アカウントを持つのが常識!?

本調査での高校生全体のアカウント保有率は78%で、Twitterに比べて少なく、女子高校生は8割以上がアカウントを持つのに対し、男子高校生は7割程度と男女で少し差がある結果になっています。

また2個以上の複数アカウントを持つ女子高校生が全体で6割なのに対し、男子高校生は3割強という結果になりました。TwitterもInstagramも複数のアカウントは、女性の方が持つ傾向にあるといえます。


引用元:https://livedoor.blogimg.jp/linerp/imgs/f/8/f8e4bc50-s.png

なぜInstagramで複数アカウントを持つのでしょうか。

InstagramもTwitter同様に「趣味によって分けたいから」が男女共にトップとなりました。Twitterが7割近くだったのに対し、Instagramは5割程度と少なくなっています。

Instagramで2番目に多かったのは、男女共に「つながっている人を分けたいから」でした。今の高校生は、リアルな友だちや様々なグループでやり取りを使い分けている可能性があります。またストーリーズに日常をアップしている人も多いため、つながっている人で分けて写真や動画のアップしている内容も変えているのかもしれません。

またInstagramでは好きな芸能人や有名人の写真が見られたり、情報収集するのも魅力の1つのようで、芸能人や有名人のフォロー専用アカウントとして利用している人も多くなっていました。


引用元:https://livedoor.blogimg.jp/linerp/imgs/f/c/fc2744e1-s.png


まとめ

高校生はTwitter、Instagram共にアカウントを複数保有し、趣味など用途によって使いわけていました。

趣味用、閲覧用、情報収集用と様々な使い方をするからこそSNS上で色々なコミュニティが生まれています。

TwitterとInstagram共にアカウントを複数持つ人は、男性より女性の方が多い結果となりました。SORENAで実施したマーケティングリサーチでは、TwitterとInstagramの利用回数や利用頻度は男性より女性の方が多い結果となっており、複数アカウント持つことが比例しているのかもしれません。

またTwitterやInstagramは主要SNSとして広告配信を行うブランドが多いでしょう。
用途によって使い分けるユーザーが多いからこそ広告配信を行う際には、興味関心によるターゲティングを行うことにより、ブランドにマッチしたユーザーへ広告接触させることが可能だと考えられます。

参考記事:https://research-platform.line.me/archives/36414697.html