BeRealの次に若年層に流行るのはこのアプリ！今話題の「TapNow」とは？

現代人にとって欠かせないコミュニケーションツールとなっているSNS。

他人のリアクションを気にして発信することや、華やかな投稿やコミュニケーションに違和感を感じる「SNS疲れ」が問題となっているなか、その問題に訴求する新たなアプリとして、気心の知れた仲間とカジュアルに利用できる次世代SNS「TapNow」がリリースされました。

TapNowはiOS版のベータ版で既に100万ダウンロードを突破し、シンプルな機能で使いやすく、気軽にやりとりできることが特徴です。
カップルや親しい友人と2人での利用をはじめ、学校の友人や部活仲間等の複数人での利用まで、様々なコミュニティ毎に使い分けられ、特にZ世代から好評を得ています。

そしてこの度、Android版のリリースに伴いTapNowが正式版としてローンチされました。 このアプリにはどんな機能があるのでしょうか。

TapNowの６つの特徴的な機能

1. カメラ機能

TapNowは、撮影した写真を友達のホーム画面に表示することができます。

リアルカメラを使えば2画面の写真が撮れたり、動画撮影、過去の写真もシェア可能です。シャッター音がないのも特徴です。

2.落書き機能

撮影した写真に落書きをする機能があります。ペンの種類や色を自由に選べて、プリクラのような要素があります。

3.ウィジェット表示機能

このアプリはスマートフォンのウィジェットを介してホーム画面上で画像をシェアするため、他人の目を気にすることなく、自分が共有したい相手とコミュニケーションをとることができます。

ウィジェットに表示される写真には、送信者のプロフィールアイコンが表示されるため、誰からの写真か一目で確認できます。アプリを開かなくても感覚的に利用できるのが便利です。

4.タイムライン機能

ウィジェット上で友達やパートナーから届く写真が毎日更新され、やりとりが増えるほど過去の写真を振り返りやすくなります。

また、タイムラインでは全ての写真を時系列で見ることができ、リアクションを送ることも可能です。

ユーザーは「BeRealと比較して縛りがないのでマイペースにできるのが嬉しい」「Xのような感覚です」などの声が上がっています。（Apple Store評価とレビューより）

5.フレンド追加機能

TapNowは、心を許せる本当の仲間やパートナーや家族との利用を想定しており、電話番号の検索やQRコード、招待リンクを通じて簡単にフレンドを追加することができます。

1対1からの少人数で楽しむことができ、友達の友人を検索する機能などはなく、最小限の機能に抑えることでSNS疲れが発生しにくい設計になっています。

TapNowはこれまでのSNSに疲れた方々に新しいコミュニケーションの形を提案しており、特にZ世代の間で次世代のコミュニケーションツールとして注目されています。

「仲の良い友達とできる」・「彼氏のなう写真を見れる」・「一人で自己満でできる」など自分のライフスタイルに合った使い方ができるのも、TapNowの魅力だと思います。

6.チャレンジ機能

毎日運営から届くDaily Challengeがあり、周りと同じ時間に同じお題で写真投稿ができるゲーム感覚の要素も兼ね備えています。

TapNowの使い方

1.撮影
2.比率変更（広角にも変更できる）
3.テキストの追加落書き　
4.位置情報の設定オンオフ
5.送信先選ぶ
（フレンドに一斉送信・自分だけに送信・グループに送信ができ、自分のコミニュティに合わせて送信先を変更可能）
6.フレンドのホーム画面に写真が届く

アプリの特徴である、落書きを実際に使用してみました。
使用方法は以下になります。

1.カメラを起動
2.好きなペンを選択。（クレヨンが人気です。）
3.フレンドを選択
4.投稿完了

TapNowが若者に人気の理由とは

TapNowはなぜZ世代の中で注目されているのでしょうか。
そこにはいくつかの理由が隠されていると思われます。

その背景には、若者特有の価値観やライフスタイルに合った機能が数多く搭載されていることが挙げられます。

以下にその理由を詳しく掘り下げていきます。

自由な自己表現の場

まず、TapNowが提供する写真を使った自由なコミュニケーションは、Z世代にとって新たな自己表現の場となっています。

若者は、自己表現を通じて個性を発揮し、他者と共感を得ることを求めています。
このアプリでは、内カメ外カメを自由に切り替えられる設定や、写真に落書きができる機能があり、ユーザーが自分らしさを多彩に表現することができます。

これによりTapNowは、若者にとって心の拠り所となるプラットフォームとなっています。

見栄えを気にしないSNS疲れ対策

TapNowは、限定されたコミュニティ内での利用を想定して設計されています。

このため、Instagramのように見栄えを気にすることなく、親友やグループ内でリラックスしてアプリを楽しむことができます。

SNS疲れが生じにくい設計は、精神的な負担を軽減し、安心して使用できる環境を提供しています。
仲間内でのデジタルコミュニケーションツールとして、利用者同士の絆を深める役割も果たしていると考えられます。

シームレスなウィジェット

アプリを開かずとも簡単に友人の投稿を確認できるウィジェット機能がTapNowの大きな特徴です。
これにより、ユーザーはスマートフォンを開く手間を省き、よりシームレスに友人とつながることができます。

特に、仲の良い友人の投稿だけをピンポイントで確認したいという欲求に応える設計は、忙しい現代の若者にとって非常に便利です。
この手軽さと近距離感は、アプリの利用頻度を高めることができ、日常的なコミュニケーションで重要なアプリだと考えられます。

これらの要因が複合的に作用し、TapNowはZ世代の間で高い注目を集めています。

自由な自己表現の場としての魅力、SNS疲れを軽減する設計、シームレスなウィジェットが組み合わさることで、若者にとって理想的なデジタルコミュニケーションツールとなっているのです。

まとめ

2023年11月末から注目を浴びている「TapNow」に対する理解は深まりましたでしょうか。

最近では、10万人以上が使い、ダウンロード数も増えています。
昨年11月に投稿されたTapNowの公式TikTokでは、11月合計でも1,200万回再生を記録し、着々と知名度を上げていることがわかります。

友達、彼氏、彼女のホーム画面に写真を送り楽しめるアプリとして、今後の広がりも楽しみです。

ウェジットでの交流というアプリを開かなくても交流が取れる新しいアプリがどのように若者と関係を築いて行くのか、ぜひ注目していてください。