ストーリーズやフリートって何？！流行りの「24時間で消える」投稿機能を徹底比較！！
近年SNSで共通してみられる「24時間で消える」投稿機能。誰しもが一度は見たことがあるのではないでしょうか。この記事では「Instagram(インスタグラム)のStories(ストーリーズ)」「Facebook(フェイスブック)のStories(ストーリーズ)」「LINE(ライン)のストーリー」「Twitter(ツイッター)のFleets(フリート)」を紹介し、様々な軸から徹底比較していきます。
「24時間で消える」投稿機能はSNSにつきもの！
Instagram、Facebook、LINE、Twitter…多くの人が利用しているSNSに共通してある 「24時間で消える」投稿機能。タイムラインの上部に自分がフォローしている、もしくは友達登録している人のアイコンが並び、スマートフォンのフルスクリーンサイズの短い投稿がスライドショーのように並んで表示されます。横にフリックして色々な人の投稿を見るのは、人々の丁度良い暇つぶしとなっています。
最初にこのような機能を導入したのは、アメリカの写真共有SNSであるSnapchat(スナップチャット)であるとされていますが、2016年にInstagramが導入して、一気にこの機能の利用者が拡大しました。2017年にはFacebook、2019年にはLINE、そして2020年にはTwitterまで類似した機能を導入しました。
そもそも「24時間で消える」投稿って何がいいの？
この機能のポイントは「24時間で消える」こと、そして「タイムラインにする投稿とは別である」ことです。誰かに見て欲しいけど永久に残るタイムラインには投稿するほどでもない、いつもの投稿では「映え」や「統一感」を気にしているけどもっと気軽に情報を載せたい、というSNSにこだわりを持った若年層を中心に利用されている機能です。
ここからは「Instagramのストーリーズ」「Facebookのストーリーズ」「LINEのストーリー」「Twitterのフリート」の四つを徹底比較していきます。
投稿・視聴方法
アプリの方が操作性が良いので、利用する際はアプリから行いましょう。
表示
この機能によって投稿されたものは、タイムライン上の赤枠(上の画像参照)に囲まれているところに表示されます。(左からInstagram、Facebook、LINE、Twitter)
公開・表示範囲
一見LINEが一般公開できないという点で劣っているようにも見えるかもしれません。しかし、一般公開が可能な他の三つも、投稿がタイムライン上に表示されるのはアカウントの友達・フォロワーのみです。すなわち一般公開していても、わざわざプロフィールから投稿を閲覧するごく僅かな人以外は友達・フォロワーのみです。この機能は拡散性がない代わりに、友達・フォロワーに絞り込んで伝えたいものがある時に有効なのです。
アクション
タイムラインの投稿をシェアする機能を利用することで、タイムラインに埋もれてしまった投稿をリマインドし、よりたくさんの人に見てもらうことができます。友達・フォロワーが主に見る機能だからこそ、その効果を発揮します。
履歴
※ハイライトに追加することで過去の投稿も自分以外に見てもらうことが可能
Instagramのハイライトは他の三つのSNSには見られない、優れた機能です。ストーリーズに載せたものをテーマ毎にまとめ、永久にプロフィール上に残しておくことを可能にした機能で、ユーザーが知りたい情報をまとめてわかりやすく届けることに向いています。
投稿形態
投稿の際にテキストやスタンプをつけることができます。(赤枠がスタンプ、緑枠がテキスト、左からInstagram、Facebook、LINE、Twitter)
投稿時撮影する際の画面がこちらです。(左からInstagram、Facebook、LINE、Twitter)
InstagramとFacebookは投稿時撮影する際、写真にはレイアウト等の機能が、動画にはブーメラン・スーパーズーム等の機能がついていて、その場で工夫して撮影したものをそのまま載せることができます。
スタンプ
スタンプを選ぶ際の画面がこちらです。(左からInstagram、Instagram、Facebook、LINE、Twitter)
広告配信は出来るの？
ここまで紹介してきた4つの機能には、広告配信することができるものと出来ないものがあります。
InstagramやFacebookのストーリーズでは、オーガニックでの投稿の間にストーリーズ広告が表示されるようになっています。
（トップ面には表示されませんが、スワイプしていく途中に表示されます。）
これらのストーリーズ広告は、特にモバイルの場合は画面いっぱいに表示され、視認性が高くアテンションを獲得しやすい広告となっています。
一方サービスが開始されてからの期間が浅い、TwitterのフリートやLINEのストーリーは現時点では広告配信はすることができません。
ただ今後のアップデートによって、広告を配信できるようになるかもしれません。
まとめ
LINE
SORENAによるマーケティングリサーチ第1弾(https://sorena.media/article/631)によると「24時間で消える投稿」機能があるSNSの中では最も若年層による利用率が高いのがLINEです。InstagramやTwitterへの感度が低い若年層にリーチが広がるので、幅広い人に見てもらいたい場合はLINEを利用することが効果的だと考えられます。代表的なSNSの「24時間で消える投稿」の性質の違い、いかがだったでしょうか。それぞれ利用しているユーザー層や機能に違いがあるので、効果的に使い分けて運用していくことで、よりフォロワーに興味を持ってもらいやすくなるので、是非参考にしてみてください。
参照
・【2020年人気機能】Facebook 「ストーリーズ」って何？使う時のポイントやメリットとは？