利用者急増中!注目の次世代SNS、Clubhouse(クラブハウス)とは?
音声ライブチャットアプリ「Clubhouse(クラブハウス)」がいま次世代SNSとして話題を集めています。
#clubhouseがTwitter上でトレンド入りするなど、利用者も急速拡大中です。
Twitter、Instagram、FacebookといったSNSが定着し、とくに若年層にとっては情報収集や情報発信としてだけでなく、人との交流の場として一般化しています。
そんな中誕生した次世代SNSの「Clubhouse(クラブハウス)」とは一体どのようなものなのか、その特徴と今後の展望について解説していきます。
Clubhouseってなに?
2020年にAlpha Exploration Co.が提供を開始したアメリカ発のアプリです。
英語ではDrop-in audio chatと呼ばれています。
2021年1月現在、iosのみで提供されており日本語表示は対応しておりませんがApp Storeからダウンロードが可能です。
招待制のサービスでありながら、すでに200万人以上が利用したといわれており、日本のみならず世界中で注目を集めています。
アプリを開くと現在交流が行われている複数の「room」が表示され、roomに入って参加するというシンプルな座組です。
ユーザーがチャットルームを作成し、入室を承認されたユーザーがトークに参加またはトークを聞くことが可能です。
チャットルームの公開範囲を設定することもできるため、設定を「Closed」にすれば不特定多数に会話を聞かれることなく身内・仲間内のみで会話を楽しめます。
Clubhouseの特徴
Clubhouseの大きな特徴として、主に下記4つが挙げられます。
1、音声のみのチャットであること
2、招待制であること
3、コメント機能がない
4、会話内容が記録されない
それぞれの特徴について詳しくみていきます。
1、音声のみのチャットであること
音声版Twitterと称されることもあり、音声のみでリアルタイムにやりとりをすることができます。
興味のあるチャットルームに自由に出入りし、会話に参加したり話を聞いたりすることが可能です。
2、招待制であること
現時点では招待制サービスのため、招待がないと利用することができません。
利用するためにはアプリダウンロード後、既存ユーザーから招待を受ける必要があります。
また、既存ユーザーは新たに2名までしか招待ができない仕組みになっています。
利用ハードルの高さが大きな特徴です。
3、コメント機能がない
他SNSのような、コメント機能や「いいね」のようなものはありません。あくまで音声のみで、リアルタイムで会話をすることに特化した仕様になっています。
4、会話内容が記録されない
アーカイブが残らず、後から聞き直すことができないことも大きな特徴です。
しかしそのライブ性や気軽さが楽しめる要素にもなっています。
これからの動き
現在はios版のみのリリースですが、Andoroid版の開発がまもなく開始されることが発表されています。
また、Clubhouseは現在資金調達を進めていることも発表し、サブスク課金機能やアプリ内でのチップ、チケット販売など様々な機能が拡充される見込みです。
機能が拡充されていくことで、ビジネス・プライベート関らず、様々な場面で使われていくことが予想されます。
新たなSNSとして大きな盛り上がりをみせているClubhouseですが、現段階ではまだまだユーザーも手探り状態です。 年齢層も現段階では比較的高い印象を受けますが、若年層にはどのような広がりを見せていくのか、注目です。
SNSはユーザーによって使われ方が変化していきますが、Clubhouseが今後どのような成長を遂げどのように使われていくのか、目が離せません。