2020年の若年層(Z世代)のメイクやオシャレはどう変化した?最新の女子大生のメイク・オシャレ事情を徹底解説!
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大により、新しい生活様式が広がってきました。
学生はこれまで同様に通学できない学校もあり、2020年8月25日-9月11日に文部科学省が発表した大学や短大などの後期授業形式は、対面と遠隔を併用している学校が8割を占めている状況です(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63845810V10C20A9CR8000/)。
オシャレに敏感な女子大生のファッションやメイク事情は、毎日大学に通えない中、どのように変化しているでしょうか。
今回は2020年の女子大生のオシャレ事情について、KIRINZが全国の女子大生500名に実施したアンケート調査を基に解説していきます。
コスメを使用する頻度はどう変わったのか?
コロナ以前よりコスメの使用は減ったかという質問に対して、「減った」と回答した人が61.2%、「変わらない」と回答した人が28%、「増えた」の回答が10.8%という結果になりました。
リモートでの授業導入により外出する回数も減少し、また外出する際はマスクを着用することが多いため、コスメの使用が減少したと考えられます。
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では、実際に使用頻度が減少したコスメと増加したコスメはなんでしょうか。
コロナで使用頻度が減少したコスメは「リップ」が225票と全体の45%を占めており、次に「ファンデーション」が170票と減少している結果となりました。
マスクで鼻から口を覆い、隠れてしまうためリップの使用が減っているようです。 (https://mainichi.jp/articles/20200515/k00/00m/040/238000c)
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一方、使用頻度が増えたコスメは何でしょうか。
最も使用頻度が増加したのは、「アイシャドウ」が258票で51.6%と多く、次に「化粧落ち防止スプレー」が221票と多い結果になりました。
マスクで鼻から口が覆われてしまうため、アイメイクにポイントをおいてメイクする人が多くなっていると考えられます。
また化粧落ち防止スプレーは、コスメの使用頻度が増加した人と変わらない人が約4割を占めており、通常通りにメイクする人がマスクでメイクが崩れないように購入している人がいると考えられます。
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洋服を買う回数は、減ったと答えた人が42.6%!
コロナ禍により洋服の購入はどのように変化したでしょうか。
洋服の購入費は減りましたか?という質問に対して、減ったと答えた人が42.6%となりました。
ファッションの購入費が増えたと答えた人は24.4%おり、コスメの使用頻度が増えた人の10.8%に比べると多い結果になっています。
メイクの使用頻度の減少に伴い、ファッションにお金が使う人が増加したとも考えられます。
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女子大生が洋服の購入費用が減少していますが、実際どこで洋服を購入しているでしょうか。
普段洋服をどこで購入しますか?という質問に対して、「ファッションビル」と答えた人が331票で66.2%、「ショッピングセンター」と答えた人が222票で44.4%という結果になりました。
普段ネットを利用している人が少ないため、実際に購入費が減った人が4割いたとも考えられます。
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普段洋服を購入しているのは「ファッションビル」「ショッピングセンター」が多いですが、参考にしているのはInstagramが358票と最も多い結果になりました。
Instagram、YouTube、TikTokを参考にしている人が多い中で実際に購入するのは店舗が多い結果となっていました。
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まとめ
女子大生はコスメを使用する頻度が61.2%、洋服を購入頻度が減少した人は42.6%という結果となりました。
コロナ禍における新しい生活様式により、外出頻度が減ったことが大きな要因といえるでしょう。
購入頻度が減ってもファッション情報の参考にInstagramを利用している人は71.6%存在し、YouTubeやTikTokを参考にしている人もいました。
しかし、洋服を購入しているのはファッションビルやショッピングセンターが多い傾向のため、購入費が減っている要因の1つであると考えられます。
2021年、女子大生のメイク・オシャレ事情はどのように変化していくでしょうか。