共同アートプロジェクト『ART MEETS TOKYO』始動|プラットフォームを活用したアートの新たな楽しみ方も
近年では、若年層にアートへの関心を持ってもらうため美術館や博物館の音声ガイドに人気声優を起用したり、スマホアプリを使ったガイドサービスなどの取り組みが増えてきています。
作品の詳細を説明してくれるだけでなく、作品の感想を伝えることができたりアーティストとコミュニケーションを取ることができる「ArtSticker」というプラットフォームをご存じでしょうか。
プラットフォームを活用すれば、敷居が高いと感じてしまうアート鑑賞も身近に感じ、若年層もより楽しめるようになるでしょう。
今回は、新たに始動したプロジェクト「ART MEETS TOKYO」とプラットフォームを活用した新たなアートの楽しみ方を紹介していきます。
株式会社The Chain Museum(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:遠山正道)は、2020年9月19 日(土)より開催する「第23回文化庁メディア芸術祭受賞作品展」の開催に合わせて、現役学生・若手作家を対象にしたアートプロジェクト『ART MEETS TOKYO』を始動させ、第1回目の開催を渋谷で実施いたします。
本プロジェクトはライゾマティクス・アーキテクチャー、デビッドワッツとの共同企画のプロジェクトとなります。
企画概要(ART MEETS TOKYOとは)
『ART MEETS TOKYO』は、9/19(土)から「第23回文化庁メディア芸術祭受賞作品展」が開催する事をきっかけにスタートさせる、新たな共同アートプロジェクトです。
このプロジェクトは、これからの未来を担う現役の学生や、卒業してまだまもない若手作家を対象に、美術館やギャラリーといった空間とは違う、日常的な空間で作品発表を行い「社会や人との接点」、「新しい発見と価値」を創出する実験的プロジェクトです。
作品ジャンルもインスタレーション、映像、絵画、メディアアート、音楽、パフォーマンスなどジャンルにとらわれず、作家が持つ個の表現を優先させて、その場所でしかできない体験を来場者に提供するのが大きな特徴です。
表現方法の異なる5組の作家を選抜して、ソーシャル・ディスタンスによって生まれた空間を活用しながら、作品を店内に展示いたします。
作家にとってはこのプロジェクトを通じて、新しい表現の挑戦の場であり、社会との接点が増え、作品のことを知ってもらう機会となるでしょう。
鑑賞者にとっても、作家からの問いから新しい発見と感性を養うことができる時間となり、次世代のアーティストを発掘・支援・育成ができる機会となるのではないでしょうか。
ArtStickerを活用した楽しみ方
ArtStickerとは株式会社The Chain Museumが運営する、アートに出会う機会と対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォームです。
著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルもインスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。
本展の作品の制作風景やコンセプトなど、より詳しい情報はアート・コミュニティプラットフォーム「ArtSticker」でも閲覧可能。
作品の詳細情報を見られるだけでなく、気に入った作品を見つけたらアーティストへ直接支援やコメントを届け、コミュニケーションを取ることが出来ます。
1. あなたの心を動かす作品に出会えます
詳しい作品情報やアーティスト情報も見ることができるので、より作品への理解を深めることができます。
2. アーティストを直接支援することができます
金額に応じた色の「スティッカー」を好きな作品に貼ることで、アーティストを直接・気軽に支援できます。
3. 出展作家にリモートで直接感想を伝えられます
支援のスティッカーをおくった方のみ、感想をアーティストに直接伝えられます。あなたの感想にアーティスト本人から返事が届くこともあります。
4. あなたの名前が作品にクレジットされます
スティッカーをおくることで、映画のエンドロールのように、作品にあなたの名前が残せます。あなたが名作の最初の発見者になるかもしれません。
5. あなただけのコレクションが増やせます
スティッカーをおくることで、アートコレクターのようにコレクションを増やし、作家の活動をチェックしたり支援しながら成長を見守る楽しみができます。
開催概要
第23回文化庁メディア芸術祭受賞展 広報企画『ART MEETS TOKYO』
【企画・運営】The Chain Museum、ライゾマティクス・アーキテクチャー、デビッドワッツ
【企画協力】sequence MIYASHITA PARK、Dōngxī Restaurant & Sakaba、
慶應義塾大学 湘南藤 沢キャンパス(SFC)、武蔵野美術大学
【メディアパートナー】ArtSticker
【会期】2020年9月14日(月) ~2020年9月27日(日)
【開館時間】7:00~12:00 (BREAKFAST)
12:00~15:30 (LUNCH)
17:00~22:00 (DINNERは18:00~、BARは17:00~)
【場所】sequence MIYASHITA PARK 5F 「Dōngxī Restaurant & Sakaba」
【住所】東京都渋谷区神宮前6丁目20−10
MIYASHITA PARK North sequence MIYASHITA PARK 5F
【観覧料】無料 ※是非、美味しいご飯やお酒もお召し上がりください