HOME TREND コンビニスイーツに関する最新ランキングが明らかに!「ローソン」と「セブンイレブン」が二大勢力

コンビニスイーツに関する最新ランキングが明らかに!「ローソン」と「セブンイレブン」が二大勢力

TREND 2020.08.20

女子大生・女子高生のマーケティング集団「Trend Catch Project 」が「若年層女性のコンビニスイーツ購買実態」に関するアンケート調査を発表しました。

コンビニスイーツは今や新商品発売のたびに話題となり、注目を集めるカテゴリーになっています。

今回は気になるコンビニスイーツに関する最新ランキングと女子大生・女子高生の行動や価値観についてアンケートから考察していきます。


【スイーツの好きなコンビニ1位はローソン!】

好きなコンビニ

女子大生・女子高生の最も好きなコンビニは1位のセブンイレブンが66%と圧倒的人気を誇っています。2位のローソンの19%と比較するとその差は明らかです。

しかし、どこのコンビニスイーツが好きかを尋ねた質問では、1位がローソン(38.6%)、2位がセブンイレブン(37.7%)とほとんど同率となっています。

2020年現在、コンビニスイーツは「ローソン」と「セブンイレブン」が独占状態であるといえるでしょう。


好きなコンビニ詳細

詳細を確認すると「好きなコンビニ」と「スイーツの好きなコンビニ」では、約44%が異なるコンビニを答えたと回答しています。

ファミリーマートやミニストップではローソンへの移行率が半数以上、セブンイレブンでもローソンへの移行率が最も高くなっていることが分かりました。


【コンビニスイーツの人気商品とは?】

では、どのようなスイーツの人気が高いのでしょうか。
下記はコンビニを問わず好きなスイーツを尋ねた結果です。

好きなスイーツ

1位はシュークリーム・エクレア(30%)、2位プリン・パンナコッタ(18%)、3位チーズケーキ(16%)という回答が得られました。

どこのコンビニにもある安定した商品であるイメージがあるかと思います。

また、コンビニスイーツは新商品の発売も重要です。
この点においてローソンは非常に秀でており、味や見た目はもちろん、世間で注目を集めたスイーツをどこよりも早く取り入れ、商品化することに力を入れています。

2009年に発売された「プレミアムロールケーキ」はコンビニスイーツの火付け役とも呼ばれ、近年では2019年に発売されたバスチー(バスク風チーズケーキ)の大ヒットもその成果です。


【コンビニスイーツを買うのはどんなとき?】

続いてコンビニスイーツを購入するときの行動と動機について見ていきます。


コンビニに行く頻度

女子大生・女子高生にどれくらいの頻度でコンビニに行くかを尋ねた調査では、「週に1〜2回」と回答した人が最も多く、全体の41.2%という結果でした。
また、約72%が週に1回以上はコンビニを訪れていることが明らかになりました。

その中でコンビニスイーツを購入する頻度は「月に何回か」と答えた人が半数の約50%、「ほとんど買わない」人も約27%と一定数存在することが読み取れます。


コンビニスイーツを買う理由

コンビニスイーツを買う動機については、「自分へのご褒美」が63.2%と最も高く、続いて「小腹が空いたとき」の42.1%となっています。

「SNS・周りで話題になっている」も33.3%存在し、口コミは女子大生・女子高生の購買に大きな影響を与えることも確認できます。

ローソンはSNSの活用も非常に上手です。
公式Twitterでは頻繁にスイーツのプレゼントキャンペーンを実施し、ローソンならではのユニークな商品名がハッシュタグとしてネット上に広がっています。
また、SNSの相互コミュニケーションを生かし、商品開発にも生かしています。


【コンビニスイーツと値段設定】

最後に、コンビニスイーツと価格についてのアンケート結果も紹介します。

重要視すること

コンビニスイーツを購入する時に最も重要視することは、「その時の気分」が61.4%と半数以上を占め、「価格」も26.3%の人の決定要因になっていることが分かります。


許容金額

ではいくらであれば許容できるのか尋ねた調査によると、301-~350円が最も多く全体の25%、2位の「151円~200円」「201円~250円」「251円~300円」がほぼ横ばいという結果が得られました。

つまり、350円を超えると「高いため購入を控えよう」と感じる女子大生・女子高生が多く、151〜350円の間では人やその時の感情によるものの、「ご褒美のために」「小腹が空いたから」購入しても良いと考える人が多いと考えられます。


さらに、コンビニスイーツを買いたいと思う価格とスイーツが好きなコンビニを見てみると、以下のような関連性が明らかになりました。

コンビニ価格設定

先ほどの許容価格について低価格である「100〜200円」と反対に高価格である「351円以上」の女子大生・女子高生の多くはセブンイレブンに魅力を感じ、最も多い層が含まれる「201~350円」と回答した女子大生・女子高生の多くはローソンに魅力を感じていることが明らかになりました。

ローソンのコンビニスイーツが人気な理由として、価格設定の最適さも影響しているのかもしれません。

<まとめ>

女子大生・女子高生が選ぶスイーツの好きなコンビニは「ローソン」と「セブンイレブン」が二強となっています。
特にローソンはトレンドやSNSでの情報を商品開発に取り入れるなど、スイーツに力を入れています。

コンビニスイーツに関する若年層の行動としては、月に何回か自分へのご褒美に購入したり、コンビニという手軽さから小腹が空いたときにその時の気分で購入している人が多いことが明らかになりました。


<調査概要>
調査名:「若年層女性のコンビニスイーツ購買実態」に関する調査
調査期間:2020年8月1日(土)~ 8月9日(日)
調査方法:インターネット調査
調査対象: 全国の女子大生、女子高生
回答件数:合計114件


参考URL:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000057887.html