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Twitter広告の種類と広告クリエイティブ、ターゲティング方法を解説!【2020最新版】

MEDIA 2020.08.11

Twitterのタイムラインを見ていると、必ず流れてくる広告。
動画付きやアンケート形式など、様々なタイプを目にすると思います。
Twitter広告には、いったいどのような種類があるのかご存じですか?

本記事では、Twitter広告の種類とターゲティング方法をわかりやすく解説していきます。

Twitter概要

現在、日本のアクティブユーザー数は4,500万を超えており、アメリカに次いで世界で2番目です。
10代から20代の若年層が利用しているという印象を持っている方も多いと思いますが、実際は利用者の平均年齢は35歳で、幅広い年代の人に利用されていることがうかがえます。

                  (出典:Twitter媒体資料2020年4~6月期)

リアルタイムで放送されている番組関連の、ワードやハッシュタグがトレンド入りしている場面をよく目にします。 テレビを観ながらTwitterを利用するユーザーは多く、Twitter社の調査では2人に1人が「テレビを観ながらTwitterを使っているとより楽しめる」と回答しています。


リアルタイムで感想を発信したり、ユーザー同士で共有しあうために使われている点が、他SNSにはないTwitterの特徴の一つであるといえるでしょう。


Twitter広告の種類

Twitter広告は、掲載場所ごとに大きく3つに分けられます。


①プロモトレンド
②プロモアカウント
③プロモツイート

ここから、それぞれのメニューについて詳しく説明していきます。



プロモトレンド

「話題を検索」ページの「おすすめ」と「トレンド」タブにて、それぞれトピックの一番上、利用者のタイムライン、利用者のプロフィールページに掲載されます。
「おすすめ」「トレンド」タブにあるプロモトレンドのタグをクリックすると、検索結果に出稿主のツイートおよび紐付きツイートが表示されます。

「話題を検索」 タブと動画を組み合わせた、プロモトレンドの拡張機能オプション「プロモトレンドスポットライト」を併せて利用することもできます。

ユーザーの目を惹きやすいメニューで、新規ローンチ情報やブランドメッセージを効果的にアピールすることができます。

1日1社限定の買い切り枠なので、バレンタインやクリスマスなどイベントの日は早期に申し込みが埋まってしまうといわれています。


プロモアカウント


「おすすめユーザー」やアカウント検索画面、スマートフォンアプリのタイムラインにプロモアカウントが表示されます。
ユーザーは「フォローする」をクリックするとプロモアカウントをフォローできます。
アイコンやアカウント名をクリックすると、プロモアカウントのプロフィール画面が表示されます。

フォロワーを増やしたいときにプロモアカウントは効果的です。
フォロワーを獲得したときにのみ料金が発生するシステムで、プロフィールの表示やエンゲージメント獲得には課金されないからです。


プロモツイート

タイムライン内、検索結果画面、アカウントのプロフィール上に広告が表示されるメニューです。

「プロモーション」という記述は必ず表示されますが、ツイートを違和感なくユーザーに届けることができます。
プロモトレンドやプロモアカウントと大きく異なる点は、課金形態が多様であるということです。




広告の目的に応じて課金形態を選択することが重要です。


(例1)化粧品の新商品訴求のため公式サイトに誘導したい:CPC(コストパークリック)課金
(例2)広告動画の再生数を伸ばしてサービスの認知を最大化させたい:CPV(コストパービュー)課金
(例3)ゲームアプリのインストールを促したい:CPI(コストパーインストール)課金
目的に応じて効率よく広告配信をすることができます。

プロモツイートの広告クリエイティブ


プロモツイートで使える広告クリエイティブには様々な種類があります。
訴求内容に最も適していて、ユーザーの興味を喚起するクリエイティブを選ぶことが大切です。


画像付きツイート(単一画像、複数画像、アニメーションGIF画像)

その名の通り、テキスト+画像のツイートです。
画像は複数、GIF画像も設定可能です。


動画付きツイート(プロモビデオ、プロモライブビデオ)

投稿できる動画の尺は最長140秒ですが、15秒以内に収めることが推奨されています。


プロモライブビデオは、TwitterアプリまたはPeriscopeアプリからライブ形式で配信されるものです。
そのライブ配信のオーガニックツイートをキャンペーンフォーム画面で選択すると、広告として配信することもできます。


Twitterカード(ウェブサイトカード、アプリカード、カンバセーショナルカード)

Twitterカードを活用すると、リッチにコンテンツを表示できるのでエンゲージメントの向上が期待できます。
クリックできる面積が増えるため、通常の画像付きツイート・動画付きツイートよりもユーザーのクリック率が高くなる傾向があるといわれています。


ウェブサイトへの誘導やアプリダウンロード、アプリエンゲー ジメント、拡散などを狙う際に効果的です。


カンバセーショナルカードはハッシュタグを含んだコールトゥアクション(CTA)ボタンと、動画または画像を使うことができます。CTAボタンは、最大4つ設置できます。


ユーザーアクションを促せるので、ユーザーの印象に残るツイートになり、#(ハッシュタグ)投稿による二次拡散も狙えます。


インストリーム動画広告

インストリーム動画広告(IVA)は、コンテンツパートナーが配信する動画の冒頭に、プレロール型の動画広告を挿入する広告メニューです。

広告配信先のコンテンツカテゴリーを選択すると、Twitterのアルゴリズムが、オーディエンスデータから配信先のユーザーを自動的に選別してくれる仕組みです。
リーチしたいオーディエンスへ広告メッセージを効果的に届けられます。


BuzzFeed、ORICON NEWSなど200を超えるコンテンツパートナーと連携しているので、安全にインストリーム広告を配信できます。


ブランド絵文字

ブランドのために特別にデザインされた絵文字が、指定したハッシュタグとともに表示されます。
視覚的なアピールに富み、ブランドを想起させる会話がTwitter上で展開され、ブランド認知拡大と親近感向上を助けます。


投票機能

投票ボタンを最大4つ設定でき、最大7日間投票を募ることができる機能です。投票期間は広告配信期間に依りません。
投票結果は選択肢ごとの得票割合で表示されます。


ターゲティング手法


Twitter広告を使う際は、広告の目的と商材のターゲットに応じて配信するターゲットを定め、的確なメッセージやメニューを選ぶことが大切です。
そのため、ここから各ターゲティング対象の詳細を説明します。



フォロワーと類似ユーザー

指定した@ハンドル(アカウント)のフォロワーに興味関心を持つ利用者。※フォロワーを含む
自分のフォロワーに似ている利用者。


興味関心

指定した分野に興味関心を持つと思われる利用者 。
※大小カテゴリーに分類された、合計300以上の分野から選択できます。


キーワード

特定のワードを検索した利用者 。
指定したワードを含むツイートをした、またはそのツイートに反応した利用者。


テレビ (プロモツイートのみ)

特定のテレビ番組に関連するツイートをした、またはそのツイートを見ている利用者。


イベント

特定のイベントに関連するツイートをした、またはそのツイートを見ている利用者。


テイラードオーディエンス

ウェブサイト訪問者、広告パートナーのウェブサイト訪問者データ(cookie)と合致、および類似する利用者。


会話

Twitter利用者が関心を持っている会話トピック。
※スポーツ、音楽、ゲーム等のカテゴリーから会話トピックを選択できます。


ツイートエンゲージャー

特定のツイートにエンゲージした利用者 (動画視聴のみの指定も可)。


Twitter独自のターゲティング手法と年齢、性別、地域等のデモグラフィック属性をうまく掛け合わせてターゲットを絞ることが、効果的な配信のポイントだといえます。

まとめ


今回はTwitter広告の種類とクリエイティブ、ターゲティング手法について説明しました。

広告の目的と規模感に応じて、メニューやクリエイティブ、ターゲティング手法を考え設定することが目標達成への近道です。


引用:twitter広告媒体資料2020年4~6月期