HOME MEDIA Facebook(フェイスブック)&Instagram(インスタグラム)の広告メニューや仕組みを1から解説!

Facebook(フェイスブック)&Instagram(インスタグラム)の広告メニューや仕組みを1から解説!

MEDIA 2020.08.03

現在日本ではTwitter、Instagram、Facebook、LINE、Tiktokと、様々なSNS(ソーシャルネットワークサービス)が利用されています。

Facebookは2008年5月から日本語版のサービスを開始し、ビジネス層を中心にユーザーを獲得してきました。
また、おしゃれな写真や動画をアップできるInstagramは2010年10月にApp Storeにてリリースされました。国内の利用者を少しずつ増やしてきました。

両サービスのの利用者数が少しずつ増加するなか、2012年Facebook社がInstagramを買収しました。

つまり今、InstagramはFacebookの傘下にあります。
そのため両サービスで配信される広告には、類似している部分が多数みられます。

今回はFacebookとInstagramを一緒に解説していきます!

FacebookとInstagramとは?

Facebookは全世界で24億人が利用するサービスです。
日本の月間アクティブユーザーは2,600万人です。

一方Instagramは全世界で10億人が利用し、日本では月間アクティブユーザー数3,330万人を誇るサービスです。

全世界の利用者数ではFacebookに軍配が上がりますが、日本での利用者数はInstagramの方が多いです。

Facebookの特徴は実名登録を原則としたメディアであることと、ビジネス用に利用している人が多いことです。
Instagramは画像や動画の掲載を軸とするSNSです。

異なる特徴を持つFacebookとInstagramですが、InstagramはFacebook社が運営しています。
そのため広告配信の仕組みが同じで、広告媒体としては似たような特徴を持っています。

FacebookとInstagram広告にはどんな種類があるのか?

FacebookやInstagramを利用しているとき、いくつもの広告を目にしたことがあるでしょう。
しかしどちらも利用していない人でも、思わぬところでFacebookから配信された広告を見ている可能性があります。その正体は「Audience Network」という仕組みです。

※Audience Networkとは?
Facebookが構築しているモバイルアドネットワークです。
ニュースやライフスタイルやゲームを扱うメディアなど、様々なジャンルのメディアが参加しています。

ここではFacebookとInstagramだけではなく、FacebookのチャットツールであるMessengerの広告の種類とAudience Networkについて説明していきます。

FacebookとInstagramに広告を出稿する際は、「フォーマット」と「配信面」を選ぶことができます。
それぞれどんな種類があるのか紹介していきます。

<フォーマット>

どちらの媒体でも、一部を除いて同じフォーマットを使うことができます。

<配信面>

続いてFacebookとInstagram広告の配信面の種類について説明します。
フォーマットと同様に、どちらの媒体も一部を除いて同じ配信面を持っています。

フォーマットと配信面を組み合わせることで、様々な広告を配信することができます。

また、FacebookとInstagram共通共通のフォーマットを使う場合、自動最適化を利用して両方の媒体に同じ広告を掲載させることも可能です。

どうやって広告を効果的にユーザーに届けるのか?

Facebook・Instagram広告のフォーマット・配信面を紹介してきましたが、これだけでは広告配信の準備は不十分です。

フォーマットと配信面を決めたあと、さらに広告に効果を持たせるには、広告を届けたい人に狙い撃ちする必要があります。
ここで大きな役割を果たすのが「ターゲティング」です。

ターゲティングとは、その広告をどんな人にむけて配信するか決めることをいいます。
より効果的な広告配信を行うためには、正確なターゲティングが重要です。

Facebook・Instagram広告のターゲティングは「ユーザー属性」と「プラットフォームでの行動」を組み合わせて行います。

ユーザー属性とは、ユーザーの位置情報や年齢・性別、趣味関心などの情報です。
ユーザー属性を指定すると、広告を配信したい年代や性別などを絞ることができます。

プラットフォームでの行動とは、配信されている広告に対してユーザーが起こした行動(画像をクリックした、動画を視聴した、アプリストアに訪れた等)の情報です。
プラットフォームでの行動から得られたデータをもとに、自社の広告に反応してくれそうなユーザーを選んで広告配信をすることができます。

Facebookとinstagramにはこの「ユーザー属性×プラットフォームでの行動」という仕組みがあるため、他のSNS広告媒体に比べて高い精度でユーザーをターゲティングでき、企業は効率的に広告を配信できます。

ここまで紹介してきた「フォーマット」「配信面」「ターゲティング」を決めれば、広告配信の大部分は準備完了です。
ここに「予算」や「期間」を設定することで、広告配信設定は完了します。

その後配信ボタンを押すと、クリエイティブやテキストに問題がないか、Facebook社による広告審査が行われます。
審査に通れば、広告配信が開始されます。

画像を用いた素材を使用する場合、Facebook・とInstagram広告では文字の表示に制限があるので注意してください。

まとめ

今回はFacebook・Instagram広告について紹介しました。

まだ紹介できていない便利な機能もたくさんありますが、おおまかな広告配信のメニューや仕組みについてはご理解いただけたことでしょう。

今後Facebook・Instagramの広告をご覧になる際は、「これはどういう種類の広告だろう」「自分はどういう仕組みでターゲティングされたのだろう」などと考えながら見てみると、広告への理解が深まるかもしれません。