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YouTuberタイアップ広告事例3選!人気企画とのコラボで「宣伝らしくない」がカギ?

PROMOTION 2020.07.15


普段YouTubeを見るとき、広告企画に気付くユーザーは少ないでしょう。

YouTuberによっては企業案件であると明示する人もいますが、説明欄に記載をするだけの人も少なくないからです。

意識して広告とその他の動画を区別しようとしていないユーザーにとって、広告企画で紹介された商品は、好きなYouTuberが「自発的に」紹介した魅力的なものとして映ります。

タイアップは商品やサービスをユーザーの心に残すために、もってこいの手法だということです。

タイアップとはどのようなもので、実際にどのような企画が行われているのでしょうか。


タイアップ広告とは

タイアップ広告は、影響力のある人物と協力・提携をして商品やサービスに関する情報を発信することによって成り立つ、広告の一種です。

現在は様々な種類がありますが、元々はメディアに費用を払って記事を書いてもらう形式が一般的だったため「記事広告」とも呼ばれています。

通常のメディアを広告媒体として使う場合、広告主は記事の内容を決められません。
しかし、タイアップ広告を使う場合、発信する内容をある程度指定することができます。


YouTuberとのタイアップで得られる効果

近年、タイアップ先として特に注目を集めているのはYoutuberです。彼らは若年層に対して凄まじい影響力を持っているからです。
YouTuberとタイアップするメリットには次のような事柄が挙げられます。


YouTuberの認知度を活用できる

人気YouTuberに発信してもらうと、ユーザーへの到達率は非常に高くなります。
これは、まだ知名度の低い商品やサービスにも有効です。

YouTuberのファンがそのまま移行し、商品やサービスの消費者になってくれることも少なくありません。


ターゲット層へ効率的に情報を届けられる

人気YouTuberの大多数は、チャンネルのユーザー層を把握しています。
ユーザーの性別や年齢、住まいなどのパーソナルな情報から日々の行動、思考まで詳細なデータを持っているのです。

宣伝したい商品との親和性が高いYouTuberにタイアップを依頼すると、広告主は効率的に情報が発信できるようになります。


ユーザーの信頼を得やすい

YouTuberが発信した商品はユーザーの信頼を得やすくなります。

商品の購入を検討する際に、レビューを見て決めるという方は多いでしょう。
タイアップ広告はレビューと同じ働きをします。
第三者が紹介することで「広告感」が弱まり、ユーザーは好きなYouTuberの「おすすめ」として商品を捉えてくれるようになるからです。


掲載期間が長い

TVCMなどの配信期間は、購入した枠に応じて予め決められています。
しかしYouTuberとのタイアップ広告はYouTube自身のチャンネルで配信するため、チャンネルが消されない限り半永久的に掲載され続けます。

公開から何年経っても「おすすめ欄」に出てくれば再生されるでしょう。良いコンテンツであれば商品の購買数増加に繋がることもあります。



YouTuberとのタイアップ広告の事例

続いて、YouTuberとのタイアップ事例をみていきます。

近年は様々な企業が、人気YouTuberとのタイアップに乗り出しています。
総再生回数が百万回を超えた動画も珍しくありません。


HIKAKIN×ロッテ「爽」


チャンネル登録者数856万人を誇るHIKAKINは、2014年にロッテの人気アイス「爽」とのタイアップを行っています。

内容は、16袋もの氷を入れたお風呂の中で「爽」を食べるというもの。

見ているだけで凍えそうなくらい冷たいお風呂に入る、体を張ったHIKAKINの姿は多くの人の興味と笑いを誘いました。再生回数も1,867万回と、驚異の数字を叩き出しています。(2020年7月現在)


はじめしゃちょー×東洋水産「パリパリ無限シリーズ」


現在全YouTubeチャンネルの中で登録者数が最も多い、はじめしゃちょーとのタイアップ動画です。

5kgの千切りキャベツをバーチャルのHIKAKINに応援されながら食し、限界を迎えたところで東洋水産の「パリパリ無限シリーズ」を加えてさらに食べ進めるという内容です。

この動画は2020年6月30日に公開された「はじめしゃちょーの1番面白い動画ってどれなん?」(これまでのはじめしゃちょーの動画で最も面白い動画をファンクラブ会員に聞きランキング形式で発表)で8位にランクイン。
嫌われやすい「広告」も、Youtuberの動画企画として発信すれば受け入れられることが明らかになりました。


関根りさ×エテュセ

美容系YouTuberの関根りさとメイクアップブランド「エテュセ」のタイアップ動画は、実際にアイテムを使用して感想を伝えるレビュー形式になっています。

タイアップは実際に使用した感想を発信する形式も取れるので、メイク用品との相性が良いといわれています。
動画を見たユーザーに使用感をイメージさせることができるからです。

関根りささんは普段からメイク動画でエテュセを使用しており、信頼感も抜群でした。



今回はYouTuberとのタイアップ広告を紹介しました。
消費者には嫌われがちな広告ですが、この記事で紹介した事例のようにYoutuberの動画企画として発信する「宣伝らしくない」ものであれば、受け入れてもらいやすいことがわかりましたね。

ここで取り上げた事例の他にもタイアップ広告はたくさん存在しますので、ぜひチェックしてみてください。