HOME PROMOTION 若年層(Z世代)は本当にSDGsを意識している?社会問題を解決する取り組みを効果的に発信している事例紹介

若年層(Z世代)は本当にSDGsを意識している?社会問題を解決する取り組みを効果的に発信している事例紹介

PROMOTION 2021.09.01

企業にとって「イメージ」というのはとても大切なものです。その「イメージ」を向上させる方法の一つとして、企業が持つ理念に共感してもらうことが挙げられます。

近年様々な企業が企業理念に「SDGsの達成に向けての貢献」を挙げ、積極的にSDGsに代表される社会問題解決に向けた取り組みを企業で行い、それをPRしています。そのPRのターゲットとして、SDGsの認知率が他の年齢層より高い「若年層」が鍵となってくるのです。

若年層に取ったアンケートによると、
・20代のSDGs認知率は男性で61.7%・女性で41.3%
・20歳前後の56.4%が企業のSDGsに対する取り組みに対して「好感が持てる」と回答
・20歳前後の43.8%が社会課題の解決について「個人や企業が協力して解決すべきだと思う」と回答
というデータがあり、企業のイメージアップや商品を手に取ってもらうことに繋がりやすいと考えられます。(詳しくは若年層はSDGs認知率が高い?!を参照)

この記事では若年層のSDGsに対する認識と、SDGsに関する取り組みを効果的に発信している事例を紹介していきます。

そもそもSDGsって何?

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、2030年までに達成すべき17の国際目標を指します。2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟国193ヵ国がサステナブル(持続可能)なよりよい世界を目指すために掲げ、大きな話題となりました。

近年、企業のSDGsに関する取り組みを見極め投資する「ESG投資」が投資家の間で注目されています。そのため、SDGsの達成に向けての貢献をしているというイメージの構築は、投資家の興味を引くためのものであるという印象が強いかもしれません。実際77.6%の投資家が「投資をする際にESGに対する取り組みを考慮する」とわかっています。(出典:企業広報戦略研究所が、全国生活者1万人を対象とした『2020年度 ESG/SDGsに関する意識調査』結果を発表|PR会社|電通PR)

では、若年層はSDGsに対してどのような姿勢を示しているのでしょうか。

若年層はSDGs認知率が高い?!

若年層によるSDGs認知率は20代男性で61.7%・女性で41.3%と、他の年代よりも突出して認知率が高いことがわかっています。社会問題が学校の授業で取り扱われることも多く、社会問題に対する関心が学生時代から高いため、自然とSDGs関連のニュースなどにも耳を傾けていたと考えられます。また、SNSを使い慣れている世代であるため、情報収集も容易に行うことができ、自らSDGsに関して詳しくなる機会も多い世代なのです。これから大人になる世代は、今の若年層以上にSDGsの認知率が高くなることが見込まれます。


(出典:企業広報戦略研究所が、全国生活者1万人を対象とした『2020年度 ESG/SDGsに関する意識調査』結果を発表|PR会社|電通PR)

また、企業のSDGsに対する取り組みに対して20歳前後の56.4%が「好感が持てる」と回答しており、社会課題の解決については「個人や企業が協力して解決すべきだと思う」という回答が43.8%となっていて、企業のイメージアップや商品を手に取ってもらうことに繋がりやすいと考えられます。



(出典:社会課題・SDGsに関する調査)

SDGsは若年層だからこそ自然と好感を持つテーマであることがわかったところで、ここからはSDGsに関する取り組みを発信する効果的な企業PRはどのようなものなのかを事例を交えて紹介していきます。

体験型の事例

若年層に人気な店舗やイベントでSDGsの達成に貢献する体験をしてもらうことで、SDGsそのものの推進をすると共にSDGsを広めることに貢献している企業だという印象がつきます。

Starbucks

プラ製だったストローを紙ストローに全て置き換えることを発表し話題になりました。


Starbucks プレスリリース

SDGs推進 TGC しずおか 2020 by TOKYO GIRLS COLLECTION

SDGs達成に貢献するためのファッションでモデルがランウェイを歩くコーナーや、会場を訪れた人が使わなくなった衣料品の回収に協力できるコーナーがありました。


TGC SHIZUOKA 公式HP

朝日新聞 SDGs ACTION! × Adobe

SDGs達成に向けた解決アイデアを学生から募集するクリエイティブアイデアコンテストです。Adobe製品を利用して制作した作品が参加条件であるため、コンテストを主催する企業としてのアピールだけではなく、実際に製品も使ってもらえるのが特徴です。


SDGsコンテスト 公式HP

動画の事例

若年層にも共感してもらいやすい工夫を盛り込んだ動画を作成し、企業の行っている取り組みを知ってもらうことで、SDGsを広めることに貢献している企業だという印象がつきます。

Panasonic

Panasonic SDGsみらいぬりえ

興味の惹かれやすい導入から自然とSDGsの話題に、そしてPanasonicがそれのために行っている取り組みについて話を展開している動画です。企業が全体的にSDGs達成に向けて取り組んでいるという印象が残るような構成になっているのが特徴です。



トッパン

TOPPAN TVCM「TOPPA!!! TOPPAN フードロス篇」 30秒

意外性のある始まり方から、キャストの会話の中で商品に込められた技術とそれが解決する社会問題について触れている動画です。シンプルかつ印象的で、自然と内容が入ってくるのが特徴です。



無印

MUJI無印良品:自分で詰める水

若年層が惹かれるおしゃれなデザインのマイボトルとそれに水を詰めることができる「給水スポット」を見つけることができるアプリを紹介している動画です。自分もこれを使ったらおしゃれになれるかもと思わされるような雰囲気に仕上がっているのが特徴です。



京都市

【京都市公式】京都市政PR動画「じつは,京都市。」SDGs篇(30秒)

企業ではありませんが、シンプルかつ面白い構図でSDGsに関する市の貢献度をPRしている動画です。お笑い芸人をキャスティングすることで、堅いイメージを持たれづらいようにしています。

まとめ

若年層に対するSDGsを組み込んだ企業PRにおいて、企業がSDGsに対して真摯に取り組んだ上で、共感を得られる方法で発信していくことが大切だとわかりました。

体験型の場合、直接企業がSDGsに取り組んでいると謳うのではなく、企業がSDGs貢献に取り組んでいることを消費者に「体験」として届けることで、実感と共に企業の理念に共感してもらえるという特徴があります。なかなか自らSDGsに取り組む機会が見つけられない若年層にとって、貢献することができたという体験は非常に貴重なものであり、その体験のきっかけを作ってくれた企業や商品に対する印象が上がります

それに対して、CMやYouTubeの動画媒体の場合、映像に企業の持つ理念やストーリーなどが載せやすく、表現方法を工夫することで親しみやすくなりやすいと言う特徴があります。堅くない言葉遣いやお洒落さを押し出し、会話や物語の中に自然とメッセージを組み込むことで、受け取ってもらいやすくなるでしょう。ただ商品を宣伝するだけでなく、その裏の部分まで伝えることで企業や商品に対する印象が上がるのです。

この記事を参考に、SDGsに関する取り組みを発信する企業PRを検討してみてはいかがでしょうか。

参考

若い世代は「SDGs・ESG」の意識が高い? 環境や社会への貢献と資産形成の両立 | 80年代生まれのリアル | EL BORDE(エル・ボルデ) by Nomura - ビジネスもプライベートも妥協しないミライを築くためのWEBマガジン
SDGsへの若者の関心度と好印象を持たれる企業の取り組み・プロモーション事例 | 知識|ノベルティ・オリジナルグッズの紹介やトレンド情報を発信中|株式会社トランス(東京・大阪)
なぜZ世代はSDGsに対してモチベが高いのか――キーワードは「時代背景」と「コミュニケーション」(QJWeb クイック・ジャパン ウェブ) - Yahoo!ニュース