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【2021年最新版】目的によって手法が違う?Instagram(インスタグラム)のプレゼントキャンペーンを徹底解説!

PROMOTION 2021.08.12

Instagramは若年層の女性に訴求するのに適したツールです。SORENAによる調査では(マーケティングリサーチ第1弾|若年層(Z世代とミレニアル世代)のSNS利用率|SORENA|若年層マーケティング専門メディア)、若年層のInstagram利用率は、男性の利用率が50.8%に対し女性の利用率は75.3%と、女性に非常に人気なメディアだということがわかります。

Instagramは画像を投稿して視覚的に楽しむというメディアの性質上、ブランドの世界観を表現するのにぴったりな場所です。適切な運用を行い世界観を伝えていくことで、特にターゲット層が若年層女性のブランドは、ファンを獲得することができます。

そしてTwitterに比べて拡散性の低いInstagramにおいてより多くのファンを獲得するためには、普段見てない人にアプローチすることが重要です。そのために広告を打ち、広告を見た人に自社に興味を持ってもらえるように「プレゼントキャンペーン」を行うというのも一つの選択肢です。

プレゼントキャンペーンで得られる効果とは??

プレゼントキャンペーンは、プレゼントをインセンティブに応募者にアクションをしてもらうことで成立します。そのアクションを目的に合わせて設定することで、プレゼントキャンペーンがより効果的になります。

プレゼントキャンペーンには、「普段投稿を見て貰えない層にアプローチしつつ」、「目当ての効果を得られ」、さらに「プレゼントが自社製品の場合は商品を試してもらうきっかけにもなる」という、何重にも効果があります。

この記事では、目的別にプレゼントキャンペーンの手法を紹介しています。若年層の女性をターゲットにしたキャンペーンを検討する際に参考にしてみてはいかがでしょうか。

目次

①公式アカウントのフォロワーを増やしたい
②商品のキャンペーンを拡散してもらいたい
③商品を試して商品の口コミも書いてもらいたい
④アンケートを取って商品も試してもらいたい
⑤商品を買ってもらいたい

①公式アカウントのフォロワーを増やしたい

この目的がある場合、手法は「アカウントのフォロー&該当する投稿にいいね」や「アカウントのフォロー&該当する投稿にコメント」が効果的です。前者にはハードルが低いという良さが、後者には複数の景品の中から希望のものを選んでもらえるという良さがあります。このいいねやコメントのアクションは必ず一つに絞る必要もなく、複数することで当選確率が上がるような仕組みにすることで、よりプレゼントキャンペーンに主体的に参加してもらえるようにすることもできます。

最も手法としてオーソドックスで、Instagramのアプリ内で完結するので手間なく参加してもらえるのが特徴です。また、手間がかからない分参加者も多いため、参加者も「当たればラッキー」というスタンスで応募します。あまり多く景品を用意しなくても参加してらえるというのが嬉しいポイントです。

【ちふれ】

景品:自社商品の現品とサンプルのセットを10名にプレゼント

自社商品のみのセットという豪華な景品を用意しています。特にすでにブランドに好意的な印象を持つ人が多い場合に効果的です。


https://www.instagram.com/p/CRxke-br9rW/?utm_medium=copy_link


【GinzaSTEFANY】

景品:自社製品であるファンデーションとと他社製品であるリングライトをセットにし「リモートで美肌」をコンセプトに3名にプレゼント

自社商品と他社商品をセットにした景品を用意しています。ブランドそのものに興味がない人でも、その組み合わせもしくは他社製品の方に興味を持つ場合があるので、認知が行き渡っていないブランドが様々な層を巻き込み、自社製品に興味を持ってもらうきっかけを作るのに効果的です。


https://www.instagram.com/p/CSB_BtastLp/?utm_medium=copy_link


【Rainy, But I’m Fine】

景品:他社製品の化粧品を20名にプレゼント

若年層の女性の興味を引く有名ブランドのコスメでキャンペーンへの参加を促しています。ブランドそのものに興味がない人にも参加してもらうことができるので、認知が行き渡っていないブランドが様々な層を巻き込み、自社製品に興味を持ってもらうきっかけを作るのに効果的です。


https://www.instagram.com/p/CSWJ4E6hgVs/?utm_medium=copy_link

②商品のキャンペーンを拡散してもらいたい

①のフォローを促すキャンペーンは参加のハードルが低い分拡散性はありません。そこで拡散してもらいたい場合は、工夫をする必要があります。

【Amulet】

景品:自社商品の服や靴を1名にプレゼント

①の「アカウントのフォロー&該当する投稿にコメント」に加えて「投稿をストーリーでシェアする」ことが条件に追加されている事例です。ストーリーでシェアすることを強制するはハードルが高くなってしまうので、別のキャンペーンでは「シェアすることで当選確立UP」という強制力を与えずに拡散を促す方法を取っています。


https://www.instagram.com/p/CR8B5urFgZw/?utm_medium=copy_link
https://www.instagram.com/p/CSN0l1mNfNn/?utm_medium=copy_link


【L’OCCITANE】

景品:自社製品を50名にプレゼント

投稿の規定に沿って投稿をすることでキャンペーンの参加とみなされます。一般人にとって投稿をするということのハードルは高いので、インフルエンサーをターゲットにしたキャンペーンだと考えられます。インフルエンサーが投稿をすれば、キャンペーンに参加する一般人は少なくても、商品認知の拡大を図ることができます。

また、このキャンペーンでは事前にインフルエンサーにキャンペーンに参加することも頼んでいて、#PRのついた投稿がキャンペーンを盛り上げています。


https://www.instagram.com/p/CR55x0NMvBx/?utm_medium=copy_link

③商品を試して商品の口コミも書いてもらいたい

【HOUSE OF ROSE】

景品:自社製品六種類を各20名、合計120名にプレゼント

リンク先のホームページからオンラインショップの会員となりキャンペーンに応募し、当選した人は商品レビューをサイト内で行う事例です。Instagramから自社サイトに飛ぶため手軽さは欠けますが、モニターをしてみたいという商品に対して熱意がある人からの応募が見込め、良いレビューを集めることができると考えられます。また、応募までの行程が多い分、当選者も多く設定し、参加するきっかけを与えています。


HOUSE OF ROSEトップページ

④アンケートを取って商品も試してもらいたい

【MANARA】

景品:アンケートに答えた応募者全員に自社製品の一週間分のサンプルをプレゼント

リンク先のホームページから全4問の簡単なその商品の印象に関するアンケートに答えてもらい、全員にプレゼントを送る事例です。アンケートの集計結果からさらなる商品のクオリティ向上を図れる上、送付するのはサンプルなので負担になりすぎないのが特徴です。場合によっては複数製品の寄せ集めでも良いです。全員にプレゼントが送られるのは珍しいので、応募者を集めるのには良いと考えられます。


MANARA キャンペーンページ

⑤商品を買ってもらいたい

【Maybelline New York】

景品:エントリー後対象商品を含む2000円(税込)を購入するとITZY直筆サイン入りフォトカードを抽選で20名様にプレゼント

商品を実際に購入してもらうことになりますが、イメージモデルのアイドルのファンにとっては嬉しいキャンペーンです。特定のファン層をターゲットとするため、そのファン層と自社のターゲットがマッチしているかを見極めなければなりません。アイドル本人が利用しているものと同じものを買うのはファンも悪い気がしない上に、直筆サインが当たる可能性があるプレゼントキャンペーンを行うのは、アイドルとのコラボレーションを最大限に活かしたキャンペーンであると言えます。


MAYBELLINE キャンペーンページ

まとめ

Instagramでアカウントのフォロワーを獲得し、ファンを作りだすためには様々な工夫が必要です。その中の手法の1つとして、プレゼントキャンペーンがあります。

これまで紹介したもののうち、
①公式アカウントのフォロワーを増やしたい
②商品のキャンペーンを拡散してもらいたい

に関してはInstagramのアプリ内で完結するものであり、手軽で参加ハードルが低いというメリットがあるのに対し、その分関心が低い人の応募も集まるため、その人たちをファンにすることに一苦労するというデメリットがあります。プレゼントに応募した後は全く投稿を見てもらえなかったり、フォローを解除されたり投稿が消されたりするのを防ぐために、継続的に興味を持ってもらうためのInstagram運用がより一層求められます。

逆に、
③商品を試して商品の口コミも書いてもらいたい
④アンケートを取って商品も試してもらいたい
⑤商品を買ってもらいたい

に関しては参加ハードルが少し高いというデメリットを抱えながらも、本当に参加したいと思う人に対してアプローチできるというメリットがあります。その中でもできるだけ多くの人に参加してもらいたいので、たくさんの人が欲しいと思うようなプレゼントの内容設定が大切になってきます。

若年層の女性を中心にアプローチをするためにInstagramの広告を用いるのが効果的であるとわかりつつも、目的を達成するためには様々な手法がある中からどれを選べば良いか見極めるのが難しいこともあるかと思います。

この記事に載っている事例を参考に、プレゼントの当選者数や応募条件を何にするかを考えてみてはいかがでしょうか。レギュレーションを守りつつ、Instagramでのプレゼントキャンペーンをうまく活用していきましょう。

参考

Instagramの事例まとめ 絶対参考になるInstagramキャンペーン成功事例とガイドラインを解説 2021.04.15
【2021年7月更新】Instagram規約改定でキャンペーンが禁止に?企業が注意すべきポイントを解説! |新潟・金沢・仙台|株式会社ユニークワン|インターネット広告代理店